物忘れ防止

記憶力低下の原因

一般的に、記憶力は年を重ねるとともに低下するといわれています。しかし、実際はそうではなく、脳の使用頻度が減ることが原因のようです。年をとると、物覚えが悪くなったり、物忘れが激しくなる傾向がありますが、還暦を過ぎても脳を使えば使うほどに記憶力はアップします。

年齢に関係なく、脳を鍛えることで、脳の神経細胞は増え、海馬も大きくなります。逆に記憶力の低下を年齢のせいにして、脳を使う頻度が減ると、記憶力はどんどん低下します。なるべく日ごろから脳を使うように意識することが大切です。

また、テレビゲームを長期間にわたって長時間やりすぎると記憶力が低下することがあります。「ゲーム脳」とよばれるもので、テレビゲームをしているときの脳波は認知症患者の脳波と似ており、前頭葉がスムーズに機能しなくなり、キレやすくなるともいわれます。

ほかに、亜鉛不足から記憶力が低下することがあります。亜鉛はミネラルの一種で、鉄やカルシウム同様、人間の身体に欠かせない成分です。アルコールの多量摂取、喫煙、ストレス過多によって、体内の亜鉛が大量に消費され、不足することがあります。

そして、記憶力低下が病気の前兆であることもあります。うつ病によって、物忘れが激しくなったり、記憶力が低下することがあります。うつ病は心の病気であり、ストレスやさまざまな原因で起こる病気ですが、その症状のひとつに集中力の低下があります。気力の低下によって集中力や思考力がなくなるため、記憶を保持する力もなくなってしまいます。